コーヒーは、生鮮食品である。
生鮮食品であることを無視してしまうと、コーヒーの劣化が早まり美味しくなくなってしまいます。
※生鮮食品とは、新鮮さが特に重要と言われている食品を指します。
コーヒー豆は焙煎された後でも、しっかりと生きているのです。
生きているからこそ、なるべく劣化を遅らせることこそが最も重要!
劣化を遅らせる三原則について、ご紹介致します。
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コーヒーの保存に置ける三原則
コーヒーを保存方法において、三つの大原則があります。
- 酸素や湿気に触れないこと
- 直射日光に当てないこと
- 熱を受けないこと
この3つの大原則のうち、1つでも厳かにしてしまうと…
コーヒーの品質は大きく劣化してしまいます!!
なぜ品質低下を招いてしまうのか?一つずつ詳細に見ていきましょう。
三原則の① 酸素や湿気に触れないこと
コーヒーは特に酸化の激しい食品です。
なぜなら、コーヒーには油分があるからです。
通称コーヒーオイルと呼ばれているものなのですが、焙煎した直後からこのコーヒーオイルというものが滲み出てきます。
焙煎直後のコーヒー豆はキラキラ輝いているのは、このコーヒーオイルが豆から出てきたためです。
さて本題から逸れてしまいましたが、この油は酸素や湿気に触れてしまうと
品質が大きく低下してしまいます!
これはサラダ油の一例ですが、油である以上コーヒーも同じような劣化反応を起こしてしまいます。
コーヒーが酸化してしまうと、風味や香りが劣化します。
三原則その② 直射日光に当てないこと
日光の光に当てることも言語同断です。
日光の光を受けることによってシンプルに温度が上がってしまい、
コーヒー豆の中にある旨味成分を分解してしまう原因
になってしまいます。
ガラス瓶などに入れて保存し、窓際に置くのは非常にオシャレでインテリア映えすると思いますが
コーヒーにとっては最悪の環境下と言えるでしょう。
三原則その③ 熱を受けないこと。
直射日光以外にも、気を付けなければならないことがあります。
それは、シンプルに熱を受けない所に保存しておくことです。
室内が高温多湿な場所だったり、ストーブの近く・気温が高い時の車内に置いていたりすると、これもまたコーヒー豆の温度が上昇してしまい
品質の劣化に繋がります。
先ほどうまみ成分を分解してしまうと書きましたが、実はそれだけではありません!
熱を受けると、コーヒーの持っている香りやアロマなどが損なわれてしまうため、味はもちろん風味も落ちてしまうのです…。
どのようにコーヒーを保存するのが正解か?
この三原則を踏まえて、保存するならば
- 空気に触れない様にして
- 直射日光に当たる場所を避けて
- 温度が低い所に保存する
ということが正解でしょう。
直射日光に当たる場所は、窓際に置かないことを意識すればいいだけのことなので簡単ですね。
また温度が低い所で保存することは、冷凍庫か冷暗所あたりにでもぶちこめば良い訳ですよ。
ここで一番難しいところは
空気に触れないようにするにはどうすればいいか?
ということです。
対策その① コーヒーの容器を購入する。
コーヒーの容器を購入するのもひとつの手でしょう。
しかしこれは大きなデメリットがあります。
本当に密閉性の高い容器を購入するとなると、それなりに良い値段(1000円くらい)しますし、
なにより場所を取りますよ。
おまけに複数購入した場合、どれがどのコーヒーなのかをメモしておく必要性もありますから管理が超絶面倒くさいですよね。
詰め替えるのも、ハッキリ言って面倒くさい!
愚痴っぽくて言ってすいません。
対策その② ジップロックに入れる。
ジップロックならば場所を取りませんし、値段も密閉性の高い容器を購入するよりかははるかに安い値段で手を打つことも出来るでしょう。
しかし、複数購入してしまった場合どのコーヒーなのかをいちいちメモしておかなくてはいけません
そして、ジップロックに詰め替える作業もハッキリ言ってスマートではありません。
とにかく面倒くさい!
私が思う究極の保存方法 袋クリップを購入せよ!
さて、そんな面倒くさがりな私が実践している保存方法をご紹介致します。
それは、ジップロックと容器の良い所だけを取ったアイテム。
袋クリップを使用することです!!
袋クリップの利点は以下の3つです。
- 100円ショップで購入可能。
- 購入したコーヒーの袋そのまま保存出来るため、いちいちメモしなくてもコーヒーが分かる。
- 袋そのまま保存することができるため場所を取らずスマート。
素晴らしいと思いませんか?
まず100円ショップで購入することができるのは非常にポイントが高い。
100円で購入することが出来るため、
密閉性の高い容器や、ジップロックを購入するより遥かに安い値段で購入することが出来ます。
そして、「購入した袋のまま」保存することが出来るので、どれがどのコーヒーかをメモしなくても大丈夫です。
購入した袋のまま保存することも出来るので、詰め替える必要性もありませんし、場所を取らずにスマートに保存することが可能です。
私の場合、このような保存方法をしています。
皆さんも是非袋クリップを購入してみてくださいね。
この記事のまとめ
- 空気・湿気に触れずに、温度の低い所に保存することを徹底する。
- 袋クリップこそが最強の保存ツール
最後までお読みいただき、ありがとうございました。